2009年2 月16日 (月) 想像と創造
2月14日ヴァレンタインの土曜日、東京は快晴。しかも、気温は22度まで上昇しましたね。
とても2月中旬とは思えない陽気の下、上野公園に出掛けてきました。
現在、Glennでは来月に控えた2009/2010秋冬のレディースコレクションの最終準備に奔走しつつ、
同時に次回2010春夏のメンズコレクションのデザイン・企画に入っています。
アイディアは沢山あるのですが、それをどうまとめていくか・・・非常に頭を悩ませているところです。
そこで、頭を整理するためにも、また新しいインスピレーションを得るためにも、散歩に出たわけです。
まずは東京都美術館にて開催中の展覧会を鑑賞。
生活と芸術-アーツ&クラフツ展“ウィリアム・モリスから民芸まで”というロンドンの
ヴィクトリア&アルバート美術館からきた特設展です。
内容に関してのコメントはここでは差し控えたいと思います。
まぁ、ご興味のある方はぜひ足をお運びになってみてくださいませ。
その後、さらに公園内を散策すると、アーティスティックな青いきりんの像があったり、
古き良き日本の佇まいとモダンさとが交じり合った風景が続きます。
明るい日差しのせいなのか、改めて見ると上野公園はたいへん素敵な場所であることを再認識。
さながら、ヨーロッパの公園を歩いているようにさえ感じました(笑)。
また少し歩いて、次は近くに立つ国立国会図書館国際子ども図書館へ。
こちらも、またぜひゆっくり訪れたいと思うほど色々と興味をそそられるコーナーがありました。
ゆったりとした午後のひと時を過ごしたからなのか、その夜からなんだか頭の奥のほうで
パチパチと新たなひらめきが湧いてきているような・・・(笑)。
実は人間の脳は、何かを見たり考えたりした後はコンピューターのように勝手に働いて、
あるタイミングでポンと答えを出してくれたりするのだそうです。
脳科学者の茂木健一郎さんがおっしゃっていました。
私の答えはいつ頃出るのか。また、どんな内容なのか。楽しみです。
そして、東京にもまだまだ素敵な再発見があるということがわかって、心が弾みます。