2010年4 月13日 (火) ひと手間かける。

先日、とある料理教室に参加しました。


先生はプロのシェフ。それもかなりの実力派人気シェフです。

そこで教えていただくのは一言で言うならば、家庭ではなかなかできそうでやっていない“もう、あとひと手間”。


そう、この“あとひと手間”が大切なんですね。

これは料理に限ったことでなく、身につけるもの、美容、生活全般の何にでも通じることだと思います。

もうひと手間かけたサーヴィス・・・日本でいう「おもてなしの心」しかり。


昨今の不況の影響もあってか、ファストファッション、ファストフード等、とかく何かが簡略化された物品や

サーヴィスがもてはやされている世の中ですが、やっぱり私は手間をかけたものが好き。

その向こうに人の優しさや思いを感じますから、愛着や愛情を持ってそこに向き合える気がするから。


あ、別にファスト・・・を全否定しているわけではありません。

ただ、ひと手間かかったものには、十分にその価値があると思っている。ただそれだけです。


先日のお料理の献立の中に、「トマトのジュレ」を使った一品がありました。

ひとつもふたつも手間を惜しまずに作ると、なんと無色透明のトマト味のゼリーができるのです!

ちゃんと真っ赤な完熟トマトを使っているにもかかわらずですよ。すごいでしょう。


先生(シェフ)曰く、人は五感で味わうから嬉しいサプライズもまた喜びのスパイスになる!と。

トマトと言って出されたけれど赤くない→サプライズ①

でも口に入れてみたら、しっかりトマト味→サプライズ②

・・・ね、素敵でしょ。


GLENNもそんな精神でやっていきたいものですね。


Tomato
写真は、その透明のトマトジュレを使った“そらまめとオクラの冷製パスタ”です。

ね、本当に透明でしょう! 

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